ビルマ(ミャンマー):被拘禁者に身の危険があるなか逮捕が続く


ビルマ情報ネットワーク(BurmaInfo)のMLからの情報を転載する。

アムネスティ発表国際ニュース
(2007年10月13日)

アムネスティ日本
http://www.amnesty.or.jp/

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ビルマミャンマー):被拘禁者に身の危険があるなか逮捕が続く

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AI Index:ASA 16/029/2007

軍事政権による弾圧が続くなか、ヤンゴンで4人が拘束された。すでに一昼夜が経過している。

この4人の被拘禁者の中には著名な活動家であるテイチョウ(39歳)、ミイミイ(35歳女性、ティンティンエイとして知られている)、アウントゥ(43歳)が含まれている。彼らはみな88年世代学生グループのメンバーであり、全員が人権や民主化のための平和的な活動を理由に以前にも投獄されている。

アムネスティ・インターナショナルはテイチョウ、ミイミイとアウントゥの身の安全について非常に憂慮している。彼らは拷問や虐待を受ける危険が非常に高いと考える。

逮捕が続いていることは、今週のビルマ政府と国連との約束を破るものである。木曜日、国連安全保障理事会は暴力的弾圧を強く非難し、すべての政治囚を早期に釈放するよう求めた。しかし、被拘禁者に拷問や虐待を含む身の安全への重大な懸念がある中、逮捕は続いている。

国際社会はビルマ政府に、平和的抗議行動を行なう者への逮捕を止め、独立した監視者が被拘禁者に接見できるようにするなどすべての被拘禁者の安全を保証し、そして、すべての良心の囚人を即時釈放するために、具体的な行動を要請するべきである。