ムガベ独裁政権下のジンバブエはいま


NHKによるレポート。無茶苦茶な経済政策と利益誘導的な政治家がこの結果をもたらしたのは明らかだが、国民の間ではムガベが「建国の父」か「強健国家の独裁者」か、で揺れ動いている。

かつては農業、鉱業、工業のバランスの取れた経済であった。 特に、白人大規模農家による非常に効率的な農業が行われ、小麦をはじめとする農産品の輸出が総輸出額の半分を占める農業国だった。 しかし白人農家に対する強制土地収用政策の開始後、ノウハウを持つ白人農家の消滅により、農作物の収量は激減。 農産品が輸出の柱であった経済は極度に悪化。経済成長率は-12.1%(2002年)を記録し、経済システムは崩壊した。 さらに旱魃により食糧不足が深刻化し、飢饉となっている。このことが影響し、2003年末には600%のインフレが発生。2006年4月には1,000%以上に達し[1]、2007年は100,000%を超える勢いで[2]、第二次世界大戦後としてはワーストのインフレ率とされる。最近は、中華人民共和国との経済関係を強化している。2007年8月23日ジンバブエ政府が国内の外資系企業に対して株式の過半数を「ジンバブエの黒人」に譲渡するよう義務付ける法案を国会に提出、9月26日に通過した。これにより経済の崩壊が決定的になると見られる

ここでも中国か!
ロバート・ムガベ - Wikipedia