負の連鎖


http://sankei.jp.msn.com/world/asia/071021/asi0710210238001-n1.htm

 東南アジアでは昨年9月、タイで軍事クーデターが発生、タクシン政権が強制排除された。欧米各国が強く非難したものの、結局、「クーデターの中には良いクーデターもある」「タイにおいてクーデターは必要悪」との論理がまかり通ってしまった。

 そして今年は、ミャンマーで反政府デモが武力弾圧された。日本を含め、国際社会が念頭に置くべきは「負の連鎖」である。

 軍による政権打倒や、1989年の天安門事件のような武力弾圧は90年代初めまでの歴史の遺物ではなく、21世紀の現代でも許容されるのだという、誤ったメッセージを北朝鮮などに与えかねない。

確かに。アジアや南米諸国で政権が変わる時って、平和的に選挙で交代というよりもそこには必ず武力、軍が介在するということが多い。でもそのことで一番の迷惑を被るのは一般市民。