外国観光客誘致でディズニーと提携=米政府


http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007102300709


Discover America 
日本語サイト(左下「View "Welcome: Portraits of America,"」をクリック)

国土安全保障省国務省は、ウォルトディズニー・パークス・アンド・リゾーツと提携し、米国への旅行者を歓迎するマルチメディア・キャンペーン「ようこそ:アメリカのポートレート(Welcome: Portraits of America)」を開始した。これはディズニーが寄贈したさまざまな地域・分野の米国人を撮影した7分間のフィルムと多数の静止画像から構成される。同キャンペーンは、米国境の安全と合法的な旅行者の円滑な入国のため、昨年1月に発表された「ライス・チャートフ・イニシアティブ」の一環。ディズニーは世界一流のクリエーティブ・チームを招き、米国人の多様性、親しみやすさ、明るい国民性を象徴する一般の人々の素顔を撮影した。このフィルムは米国内の空港、各国の米大使館・領事館で流され、静止画はポスターやバナーなどに活用される。


2006年の調査によると、米国に対する好感度は全般的に低落傾向をたどっていることが明らかになっている。長引く米軍のイラク駐留などが原因とみられている。調査は、アジア、中東、欧州、アフリカの14か国を対象に同年3〜5月に行われたもので、米国に好感を抱いていると回答した人の割合は、最高が日本の63%、最低がトルコの12%だった。欧州各国では軒並み前年調査より好感度を減らし、英国は56%とかろうじて過半数を上回ったが、前年40%台だったフランスは39%、ドイツは37%と、いずれも40%にとどかなかった。

ところで、米政府とディズニーは約60年前にもあるキャンペーンのために提携している。それは何か?それは第二次世界大戦における反日宣伝映画を制作した時のことだそうだ。