僕的洋画名画10作品。あなたは?


id:idiotapeさんの「俺的名盤10盤 ダブルインパクト表・裏」に刺激され、私家版世界十大ロックCDをエントリーしたが、今度は「私家版洋画名作10作品」。作品/監督。もちろん順不同。CDの場合と同様、多分に自分の趣味が入り込んでいる。


未知との遭遇スティーブン・スピルバーグ
ブリット/ピーター・イェーツ
許されざる者/クイント・イーストウッド
グッバイガール/ハーバート・ロス
殺しのドレス/ブライアン・デパルマ
ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯/サム・ペキンパー
ビック・ウェンズデー/ジョン・ミリアス
狼男アメリカンジョン・ランディス
GONIN/石井隆


未知との遭遇」。スピルバーグはこれ以降はダメだと、僕的には思う。彼のこれ以前の作品にはスリラー監督として「大人の品格」があった。
「ブリット」。カーチェイスばかりが話題になるが、映画そのものの雰囲気は英国的(イギリスと書かない所がミソ)。これは英国人ピーター・イェーツ監督の為。
許されざる者」。本来ならクロサワがアメリカで撮るべきウェスタンだったのでは。だがイーストウッドはこの作品でクロサワの域に達した。
「グッバイガール」。ニール・サイモンの作品中ではベスト。もちろんリチャード・ドレイファスの演技もベスト。「未知との遭遇」もいいが。
殺しのドレス」。何も言うことはありません。アンジー・ディッキッソンの美術館のシーンを見よ。
ビリー・ザ・キッド」。映画と(アメリカン)ロックが融合した良い例。ペキンパーのスローモーションってディランやザ・バンドのようなダルなサウンドがよく似合う。
「ビック・ウェンズデー」。ウヨ監督と誤解されているミリアス。彼ほど表面的にしか見られていない監督もいない。
狼男アメリカン」。こういう笑いのセンスを持った監督はランディス以降、出てきていない。
「GONIN」。話暗いし、悲惨だし、ラストはやりきれないし、何とも後味の悪い映画なんだけれども。だからこそ心に沈殿する映画。


わぁ〜、ヨーロッパ映画は入っていませんねぇ。恥ずかしい(~_~;。一番映画をよく見ていた中学や高校の時から趣味が変わっていないのですね。