我慢が足りないって・・・・。

我慢を知らない若者では勤まらないについて。

日本の将来のためには、若者を正社員にしたくなるように鍛え上げなければならない。そのためには若者に、もう少し「我慢」や「辛抱」を教え込む教育をしてもいいのではないだろうか。

って、言われてもモナー。
今の非正社員や派遣の人たちが一つの職場で長続きしないのは、彼ら彼女らを使う会社側、正社員側が「しょせん非正社員は非正社員、派遣は派遣」という考え方が根底にあるから。実際私も今の職場で正社員の人から「結局ねぇ、首になるのはキミたち派遣の人たちからだからねぇ」と言われたことがある。これじゃ働くモチベーションが上がるはずがない。毎日あれやれこれやれと単なる人手として何の見返りもなく扱われていては、金銭面で条件のいい他の会社・職場に渡り歩くのは当然だろう。いつだったか、不法残留外国人を雇って捕まった会社の社長が、「いくら募集をかけても日本人は集まらないから、彼ら（不法残留外国人）を使った。」といっていたが、それはあたりまえだろう、誰もやらないような単純作業を何の見返りもなくやるわけがない。将来の自分にとって何か糧になるもの、例えば昇給とか正社員になれるとか、「我慢」や「辛抱」もできるだろうが、単純労働力としてこき使うだけ使っておいて、すぐにポィじゃ誰も働かない。今の派遣ワーカーやアルバイト・パートの人たちはそういう雇う会社側の意図が分かっている。そういう彼らの気持ちを知らないのはまさに雇う会社側なのである。